リーダーの発信力は、ストーリーの支えを得ることで大幅に強化されます。
「売り上げを増やせ」「効率を考えろ」「納期を遅らせるな」…
管理的な仕事をしていれば、こんなメッセージを部下に発した覚えがあるかもしれません。しかし、これを聞いた部下の行動が変わるかと言えば、甚だ疑問です。これらのメッセージが人を動機づける要素は何もないからです。
こうしたメッセージは、人を動かす力が無いばかりか、発信者のリーダーシップを損なわせるものです。人の行動を変えたいと思うならば、そこに動力となる=魂とでも呼ぶべき“何か”が必要です。その“何か“のないメッセージを何回発信しても、状況を変えることはできません。残念ながら今日、多くの組織で魂のないメッセージが大量に行き交っています。
この研修では、ストーリーでメッセージに魂を吹き込む、その方法をお伝えします。重要になるのは、素材となるストーリーの質です。よく出来たストーリーが準備されていれば、メッセージは強化されやすくなります。普段からの素材準備、とりわけ自分自身のストーリーの質が力の源泉です。
1日の研修は受講者自身のストーリーテリングから始まります。そこで語った内容からエッセンスを取り出し、その上で伝えたいメッセージにそれを装填して「魂を込める」方法を学んで頂きます。コースでの学びはそこまでですが、この方法を学ぶと次からは、巷にあるストーリーを材料にして、人を動かすメッセージを工夫できるようになります。
「あのストーリーを使って、これを伝えよう」研修の終了時には、翌日自身が発するメッセージの編集プロセスが、頭の中で動き出します。リーダーが発信するメッセージの力は、こうした準備プロセスの質と比例して強化されるのです。
Connecting the dots.
将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできない。できるのは、後からつなぎ合わせることだけだ。(Steve Jobs)

I.リーダーの語り力
1.研修仕様 | ■対面型:7.5Hr x 1日 ■人数:8名〜24名 オンライン(Zoomによる)での対応可 ■講義、個人ワーク、グループ対話を取り混ぜて進行するワークショップ形式 |
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2.概 要 | 1)講義と個人ワーク、グループ対話を取り交ぜながら進むワークショップ形式です。 2)コンテンツ
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3.対象者 | 現場リーダーからトップマネジメントまで、メッセージで影響力を行使するニーズを持つ方々 |
4.カリキュラム | ■AM
■PM
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